2008年02月25日
生もっけだ
「もっけだ」
それはてつこがはじめて教えてもらった庄内弁。
「でも俺はまったく使わない」とダンナに言われていた。
たしかに。ダンナも義両親さえも「ありがとう」としか言わない。
じゃあ、誰がどこで使っているんだろう???
と、思っていた。
今年のお正月に帰省したとき、
お酒を探しに行った鶴岡のスーパーの入り口で
両手に山盛りの荷物を抱えたおじいちゃんとすれ違った。
スーパーに入るとどうやら隣の店舗がお酒の専門店らしい。
すぐに出て隣に行こうとすると、両手がいっぱいで車のドアが開けられず、
四苦八苦していたさっきのおじいちゃんとバッチリ目が合った。
おじい「ちょっと開けてもらっていいですか~」
てつこ「はいは~い。いいですよ~」
ドアを開けてあげると、おじいちゃんがにっこり笑って
「もっけだ~(´∀`*)」
と言ってくれた。
「いいえ~(*´∀`)」
と返しつつ、内心は
「(*゚∀゚)もっけだ!生ではじめて聞いた!!」
と初生もっけだにテンションがあがるてつこ。
一緒にいたダンナに伝えると「そりゃこっちにいりゃ聞くでしょ」となんともあっさりした返事(‘A`)
でも、初めて聞いた「もっけだ」になんとも心が温まったてつこでした(*´∀`*)
それはてつこがはじめて教えてもらった庄内弁。
「でも俺はまったく使わない」とダンナに言われていた。
たしかに。ダンナも義両親さえも「ありがとう」としか言わない。
じゃあ、誰がどこで使っているんだろう???
と、思っていた。
今年のお正月に帰省したとき、
お酒を探しに行った鶴岡のスーパーの入り口で
両手に山盛りの荷物を抱えたおじいちゃんとすれ違った。
スーパーに入るとどうやら隣の店舗がお酒の専門店らしい。
すぐに出て隣に行こうとすると、両手がいっぱいで車のドアが開けられず、
四苦八苦していたさっきのおじいちゃんとバッチリ目が合った。
おじい「ちょっと開けてもらっていいですか~」
てつこ「はいは~い。いいですよ~」
ドアを開けてあげると、おじいちゃんがにっこり笑って
「もっけだ~(´∀`*)」
と言ってくれた。
「いいえ~(*´∀`)」
と返しつつ、内心は
「(*゚∀゚)もっけだ!生ではじめて聞いた!!」
と初生もっけだにテンションがあがるてつこ。
一緒にいたダンナに伝えると「そりゃこっちにいりゃ聞くでしょ」となんともあっさりした返事(‘A`)
でも、初めて聞いた「もっけだ」になんとも心が温まったてつこでした(*´∀`*)
2008年02月24日
松本弁…?
さて、庄内弁の手荒い?洗礼を受けたてつこですが、
てつこ自身は標準語を話すのかというと恐らくちょっと違います。
松本にももちろん方言や訛りはあるので。
てつこは東京生まれで6歳までは東京で育ちました。
なので、松本の小学校に転校してきた時、
「へ、変な言葉を話してるっっ!」
と、方言を話す同級生達に強烈なカルチャーショックを受けました。
まぁ、すぐにてつこも方言をマスターしましたが。
ちなみにてつこのじーさまはチャキチャキの江戸っ子だったからか、
自宅内では方言の使用を禁じられておりました。
今思うとなんつー理不尽なじーさまでしょう。
さて、長野の方言・訛りは色々あります。
たとえば日本昔話で「おめぇ、なにやってるだ」とか「そうずら~」
なんていうセリフが出てくるけど、これは長野県ではよく使われます。
(ちなみに常田富士男は長野県生まれ)
語尾に「~だ」がついたり「~ずら」がついたり。「~かや」とか「~せ」とか。
「~ら」「~ましょ」なんて言ったりもしますね。※あくまでも松本近辺の方言の話です。
では、例文を作ってみましょうかね。
A「なにやってるだ?」
B「あぁ、免許証が見つからないだよ」
A「お財布には入ってなかっただ?」
B「それがないだよ。どこいったかや~。もう出かけなきゃいけないのに~。いっそのこと無免許でもいいかや~?」
A「そりゃダメせ」(または「そりゃいけねぇら」)
こうして文字で見ると変な気分です。
ちなみに松本は中信地区ですが、南信・北信・東信でかなり言葉に違いがあります。
Wikipediaでは総じて「信州弁」と表記されていましたが、長野に住んでいて
「信州弁」という言葉やその他「○○弁」という言葉はあまり耳にしません。
当たり前か。
〆に小噺。
長野ではりんごが古くなりぼそぼそになった状態を「ぼける」といいます。
あるとき遠く離れた他県にすむ夫の両親へ信州のりんごを送ったお嫁さん。
義両親からお礼の電話があり、お嫁さんは
「ぼけないうちに早く食べてくださいね」
と言ったそうな。
※この話は都市伝説的に聞いた話です。
ぼける、って長野だけですかね?
てつこ自身は標準語を話すのかというと恐らくちょっと違います。
松本にももちろん方言や訛りはあるので。
てつこは東京生まれで6歳までは東京で育ちました。
なので、松本の小学校に転校してきた時、
「へ、変な言葉を話してるっっ!」
と、方言を話す同級生達に強烈なカルチャーショックを受けました。
まぁ、すぐにてつこも方言をマスターしましたが。
ちなみにてつこのじーさまはチャキチャキの江戸っ子だったからか、
自宅内では方言の使用を禁じられておりました。
今思うとなんつー理不尽なじーさまでしょう。
さて、長野の方言・訛りは色々あります。
たとえば日本昔話で「おめぇ、なにやってるだ」とか「そうずら~」
なんていうセリフが出てくるけど、これは長野県ではよく使われます。
(ちなみに常田富士男は長野県生まれ)
語尾に「~だ」がついたり「~ずら」がついたり。「~かや」とか「~せ」とか。
「~ら」「~ましょ」なんて言ったりもしますね。※あくまでも松本近辺の方言の話です。
では、例文を作ってみましょうかね。
A「なにやってるだ?」
B「あぁ、免許証が見つからないだよ」
A「お財布には入ってなかっただ?」
B「それがないだよ。どこいったかや~。もう出かけなきゃいけないのに~。いっそのこと無免許でもいいかや~?」
A「そりゃダメせ」(または「そりゃいけねぇら」)
こうして文字で見ると変な気分です。
ちなみに松本は中信地区ですが、南信・北信・東信でかなり言葉に違いがあります。
Wikipediaでは総じて「信州弁」と表記されていましたが、長野に住んでいて
「信州弁」という言葉やその他「○○弁」という言葉はあまり耳にしません。
当たり前か。
〆に小噺。
長野ではりんごが古くなりぼそぼそになった状態を「ぼける」といいます。
あるとき遠く離れた他県にすむ夫の両親へ信州のりんごを送ったお嫁さん。
義両親からお礼の電話があり、お嫁さんは
「ぼけないうちに早く食べてくださいね」
と言ったそうな。
※この話は都市伝説的に聞いた話です。
ぼける、って長野だけですかね?
2008年02月23日
庄内弁
山形の人と結婚するということで、山形の情報収集をし始めた頃、とあるブログにたどり着いた。
それはたぶん日々の出来事をつづった、たぶんのんびりまったり系のブログ。
かわいい顔文字とかあったし、たぶんそういうブログなんだと思う…
たぶん…
何しろ内容が全て庄内弁で書かれていたため、なんとか推察するしかなかったんです。
もちろんわかるところはわかるけれど、読み慣れない言葉のオンパレードに
読むにつれて自然と眉間にシワが(笑)
てつこはちょっと不安になった。
だって、文字になったものをじっくり読んでもわからないのに、
これを流暢に話されたら…
ダンナにポロっとその話をすると、
「いやいやいや、それは年寄りだけで若者はそんな話し方しないから!
だいたい標準語だから大丈夫。」
あ、そうなの?
それならちょっと安心かも ε-(´∀`*)ホッ
まぁ、そんなことがあって始めて行った義実家での事。
到着早々お義母さんがお出迎えしてくれました。
「てつこさ~ん、はじめまして~遠いところお疲れ様~」
あ、なーんだ普通の標準語じゃん!ちょっと訛ってるくらいじゃん!
これなら松本と変わらないわ。
ちょっと安心したてつこ。
ところが、家の中に入り義両親と食事をはじめると、なんと…
( ゚д゚)ハッ! 標準語と庄内弁を使い分けてるっっ!
お義母さんがてつこに話し掛けるときは標準語。
ダンナに話し掛けるときは庄内弁。
たぶん、てつこがわからないだろうと思って標準語ぽく話してくれているんだろうなぁ。
そして、ダンナも見事な使い分け。
お義父さんは?あんまり使い分けてないような??(のちに不器用さんと判明)
とにかく器用に使い分けていてびっくりしたのでした。
年配の方と話すときはみんな使い分けしているんでしょうか?
それはたぶん日々の出来事をつづった、たぶんのんびりまったり系のブログ。
かわいい顔文字とかあったし、たぶんそういうブログなんだと思う…
たぶん…
何しろ内容が全て庄内弁で書かれていたため、なんとか推察するしかなかったんです。
もちろんわかるところはわかるけれど、読み慣れない言葉のオンパレードに
読むにつれて自然と眉間にシワが(笑)
てつこはちょっと不安になった。
だって、文字になったものをじっくり読んでもわからないのに、
これを流暢に話されたら…
ダンナにポロっとその話をすると、
「いやいやいや、それは年寄りだけで若者はそんな話し方しないから!
だいたい標準語だから大丈夫。」
あ、そうなの?
それならちょっと安心かも ε-(´∀`*)ホッ
まぁ、そんなことがあって始めて行った義実家での事。
到着早々お義母さんがお出迎えしてくれました。
「てつこさ~ん、はじめまして~遠いところお疲れ様~」
あ、なーんだ普通の標準語じゃん!ちょっと訛ってるくらいじゃん!
これなら松本と変わらないわ。
ちょっと安心したてつこ。
ところが、家の中に入り義両親と食事をはじめると、なんと…
( ゚д゚)ハッ! 標準語と庄内弁を使い分けてるっっ!
お義母さんがてつこに話し掛けるときは標準語。
ダンナに話し掛けるときは庄内弁。
たぶん、てつこがわからないだろうと思って標準語ぽく話してくれているんだろうなぁ。
そして、ダンナも見事な使い分け。
お義父さんは?あんまり使い分けてないような??(のちに不器用さんと判明)
とにかく器用に使い分けていてびっくりしたのでした。
年配の方と話すときはみんな使い分けしているんでしょうか?
2008年02月21日
山形でかい!
まだまだ続く、てつこの山形初体験記。
山形で「でかい!」と思ったものもいくつかあります。
まずジャスコ(というかイオンタウン?)
本当にびっくりしたんですけどね、
フツーにてつこの地元にあるジャスコの4倍はありました。(目視で)
大規模すぎてかなり驚きました。
あんなにでかいショッピングモール初めて見たかも。
次に「蚊」。
あのね、蚊に刺された瞬間がわかるんですよ。
チクッっていうかピリッっていうかムズッっていうかなんかとにかく感触があって、
もしやと思って腕を見たら、やられてましたね。
でっかい「蚊」がお食事中でした(‘A`)ウヘー
こんなの生まれてはじめての経験です。
しかも、てつこはどれだけ痒くても掻かずにがまんするんですけど、
(Mっ気があるわけではありません。掻くと跡が残るからです)
掻かないのにあんなに腫れるのにも驚きました。
500円玉サイズででっかく腫れましたよっ(;゚Д゚)
なんなんでしょうね、あの生き物は…
いや、蚊ですけどね。
そして「牡蠣」。
てつこは牡蠣が食べられません。
噛む勇気がないんです。
が、ダンナは大好物です。
義実家で夕食に出された殻付きの生牡蠣…
その大きさと言ったら!
てつこの手のひらくらいあるんですけどっっ!
ビビりすぎて牡蠣が余計に苦手になってしまいましたよ。
ダンナはおいしそうに食べていました。
貝類をおいしく食べられる人がうらやましいっす。
ちなみに松本でも「蟻」がでかい!と県外(特に関東地方)の人によく言われます。
山形で「でかい!」と思ったものもいくつかあります。
まずジャスコ(というかイオンタウン?)
本当にびっくりしたんですけどね、
フツーにてつこの地元にあるジャスコの4倍はありました。(目視で)
大規模すぎてかなり驚きました。
あんなにでかいショッピングモール初めて見たかも。
次に「蚊」。
あのね、蚊に刺された瞬間がわかるんですよ。
チクッっていうかピリッっていうかムズッっていうかなんかとにかく感触があって、
もしやと思って腕を見たら、やられてましたね。
でっかい「蚊」がお食事中でした(‘A`)ウヘー
こんなの生まれてはじめての経験です。
しかも、てつこはどれだけ痒くても掻かずにがまんするんですけど、
(Mっ気があるわけではありません。掻くと跡が残るからです)
掻かないのにあんなに腫れるのにも驚きました。
500円玉サイズででっかく腫れましたよっ(;゚Д゚)
なんなんでしょうね、あの生き物は…
いや、蚊ですけどね。
そして「牡蠣」。
てつこは牡蠣が食べられません。
噛む勇気がないんです。
が、ダンナは大好物です。
義実家で夕食に出された殻付きの生牡蠣…
その大きさと言ったら!
てつこの手のひらくらいあるんですけどっっ!
ビビりすぎて牡蠣が余計に苦手になってしまいましたよ。
ダンナはおいしそうに食べていました。
貝類をおいしく食べられる人がうらやましいっす。
ちなみに松本でも「蟻」がでかい!と県外(特に関東地方)の人によく言われます。
2008年02月20日
山形広い!
てつこの初山形は1年半前。
当時は彼氏だったダンナのお盆帰省に同行した時。
はじめての山形は「広い」の一言。
この「広い」にはいろんな意味があって、
まず空が広い。
てつこは山国育ちなので、東西南北どこを見渡しても
2,000メートル級の山がそびえ立っております。
これが日本の屋根と言われている所以ですが、
高い山があれば見える空もせまくなるわけです。
屋根だけに、やーねー、ってすみません。
木久扇師匠が憑依したようです(;´∀`)ゞ
話をもどして、
まぁ、屋根つながりになりますが、
山があれば当然地平を遠くまで見渡すなんていうこともできません。
ということで
ぱぁーっとどこまでも広がる、遠くまで見渡せる田畑。
これが2つ目の「広い」。
ここまでの「広い」は高い山があって圧迫感があるが故でしょうね。
そして、最後の「広い」ですが、それは松本というか
長野県になかったもの、
「海」です。
地球レベルで言えば海なんて「広い」の最たるものですネ。
「海は広い」
知識はありますが、てつこが海に行ったのなんて
数えれば両手で足りる程度。
なので、何度見ても「広いなぁ~」と感心してしまうわけです。
山国では「どこまでも見渡せる景色」なんてそうそうお目にかかれませんからね。
山頂でなら話は別ですけど。
ちなみに、これだけ広い広い言ってましたけど
ちょっと気になって調べてみたら
酒田市より松本市の方が300 km²ばかり広かったです。
酒田の方がはるかに広く感じるんですが…。
松本は結構山もあるんで、数字だけではなんとも言えないっつう事ですね。
当時は彼氏だったダンナのお盆帰省に同行した時。
はじめての山形は「広い」の一言。
この「広い」にはいろんな意味があって、
まず空が広い。
てつこは山国育ちなので、東西南北どこを見渡しても
2,000メートル級の山がそびえ立っております。
これが日本の屋根と言われている所以ですが、
高い山があれば見える空もせまくなるわけです。
屋根だけに、やーねー、ってすみません。
木久扇師匠が憑依したようです(;´∀`)ゞ
話をもどして、
まぁ、屋根つながりになりますが、
山があれば当然地平を遠くまで見渡すなんていうこともできません。
ということで
ぱぁーっとどこまでも広がる、遠くまで見渡せる田畑。
これが2つ目の「広い」。
ここまでの「広い」は高い山があって圧迫感があるが故でしょうね。
そして、最後の「広い」ですが、それは松本というか
長野県になかったもの、
「海」です。
地球レベルで言えば海なんて「広い」の最たるものですネ。
「海は広い」
知識はありますが、てつこが海に行ったのなんて
数えれば両手で足りる程度。
なので、何度見ても「広いなぁ~」と感心してしまうわけです。
山国では「どこまでも見渡せる景色」なんてそうそうお目にかかれませんからね。
山頂でなら話は別ですけど。
ちなみに、これだけ広い広い言ってましたけど
ちょっと気になって調べてみたら
酒田市より松本市の方が300 km²ばかり広かったです。
酒田の方がはるかに広く感じるんですが…。
松本は結構山もあるんで、数字だけではなんとも言えないっつう事ですね。
Posted by てつこ at
20:56
│Comments(0)
2008年02月19日
ごあいさつ
はじめまして。てつこと申します。
酒田出身の夫と結婚して5ヶ月…
この度わたくしの愛する松本を離れ酒田に行くことが決定しました。
(夫の出向が明けるんですわ)
出向が明けるのは6月ですがね…(´∀`;)ゞ
とにかく地元を離れるのはツラい、寂しい、言葉がわからない、
友達に会いに行くのに8時間もかかる…
と嘆いていたのですが、まぁ負のオーラを纏っていても仕方がない。
とりあえず、山形及び庄内地方で楽しく暮らすための情報収集ズラ!
ということで、情報収集の成果&その他もろもろを綴っていこうと思います。
酒田出身の夫と結婚して5ヶ月…
この度わたくしの愛する松本を離れ酒田に行くことが決定しました。
(夫の出向が明けるんですわ)
出向が明けるのは6月ですがね…(´∀`;)ゞ
とにかく地元を離れるのはツラい、寂しい、言葉がわからない、
友達に会いに行くのに8時間もかかる…
と嘆いていたのですが、まぁ負のオーラを纏っていても仕方がない。
とりあえず、山形及び庄内地方で楽しく暮らすための情報収集ズラ!
ということで、情報収集の成果&その他もろもろを綴っていこうと思います。